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金原優子展 Kinpara Yuko 2002.12.09(月)―12.14(土) | 作家コメント | < MOO… 2002 ?> 絵画制作は白く平坦な面に向き合う寡黙な行為である。 外部に放たれた視線を改めて自己の内部に向け そこに浮かび上がる情景をキャンバスに写し取る。 多分それは私が他のどの方法でも表出し得ない 自己解明への試行錯誤の道筋なのだろう。 潜在意識の中に秘む願望や快感、怒りや恐れ、 或いは底知れぬ不安。 それらは遊走する一筆毎に 皮膜された表皮を剥がされ露呈してゆく。 あらゆる決断は自己探究を起点とし そこから分岐し展開する。 私は何を欲しているのだろう。 それは甘美に美味なのか、 それとも非常な苦さなのか 何はともあれ 先ずは触れてみなければ始まらない 2002.9.27 →2004年の個展 →2006年の個展 →2008年の個展 |
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