榎本 謙二郎展
ENOMOTO Kenjiro
2004.05.24(月)―05.29(土)
| 作家コメント |
絵をぼんやり眺めている人の姿が好きだ。
絵は壁面にイリュージョンを生む。
人は壁に安心を与えられつつも、圧迫をも感じている。窓が、壁からの圧迫を回避するような役割で光や風を入れ、景色を見せてくれるなら、絵画もまた、イリュージョンであっても、人にいろいろなものを感じさせられればいい。
そんな絵を私は描く。あまり出しゃばらず、かと言って遠いものではなく、豊かなイリュージョンとして私の絵があればいい。
→2006年の個展
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