もとはし 遙展 MOTOHASHI Haruka 2004.12.06(月)―12.11(土) 制作するにあたって 「仮に一つの理由をあげたとたん絵をかく行為そのものに理由付けが始まるのを恐れています。」 私は制作するときに特に明確な意図や考えを持っているわけではありません。気になっていることがないけれど本当に絵が描きたいので描いています。 文章などに置き換えると目的があったり、人間生活に於いては何についても目的があるような事が得てして多いのですが、ここであげるべき理由はありません。仮に一つの理由をあげたとしても絵を描く行為そのものに理由で付けはできません。理由なき行為について説明して書こうとしては文章の力量がないせいかとても空しく、反対に理由がないはずの絵を描いていると満足して来ます。 |
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