「涙の海」 2005 素材(アルミ・アクリル・樹脂) |
西海谷 真由美展 SAIKAIYA Mayumi 2005.08.22(月)―08.27(土) 私にとって金属との出会いは、外部との関係性の記憶、あるいは、個人的な知覚と反応として表現された結果 また、遺伝子的なものが関わっているかもしれない心地よい皮膚としての自己発見である。皮膚から溢れ出す 透明な皮膜は、悲しみや喜びの時も皮膚の下から溢れ出す水であり、特に精神が痛めつけられるとき、 皮膚の下を流れるエネルギーは、個人的な自己破壊行為によって滲み出す。現在は、生存を脅かし、闘争を喚起する風景、私たちの精神の生存を常に脅かしている。 |
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