「浸景」 2006年、雲肌麻紙、水干絵具、岩絵具、パネル 53.0x33.5cm |
根岸 達江展 NEGISHI Tatsue 2006.05.22(月)―05.27(土) 私の制作過程は、一瞬一瞬と積み重ねられていく一見凡庸な瞬間の連続である。 其の凡庸な瞬間の連続の果てに立ち表れる気配、何かが心の奥深くまで 入り込み現実の整合性から浮遊し自由に思考する。 現実世界から失われてしまったものの気配が立ち表れた時、 私の心の中のクオリアを私が観る。 立ち表れた気配のクオリアを作品を通して共有出来るのだろうか。 仮想を少しでも共有したいと思っている。 2006, 根岸達江 →2003年 →2005年 →2005年2月のおくりもの(小品展) →2007年 →2008年 |
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