映画や書物に触れたとき、はたまた旅先で、ひいては日常的に繰り返される生活シーンの中においても、心に鮮やかな印象を残す1コマがあります。 それはスローモーションのようにゆっくりと流れて、丁寧に心に焼き付けられます。 私の絵画作品もみずみずしく紡ぎだされた、そのような1コマであったらよいと思います。 そして、いずれそれらが連なって、繋がって、つづくひとつのものがたりとなれば良いです。