なびす画廊

nabis gallery
exhibition

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(右)「両腕を広げる」 180x60x80cm
(中)「手をついてうずくまる」 50x60x60cm
(左)「頭に手をやって伸びる」 60x40x180cm
制作:2010年
素材:砂、再生紙、エマルジョン樹脂、顔料、木材、
スチレンフォームほか
展示:信濃橋画廊(大阪)22回個展 2010/8/2〜7

藤原 慎治展
FUJIWARA Shinji
2011.08.22(月)―08.27(土)

個展によせて

四国に生まれ育ったこともあり、いまでもよく浜辺を歩く。
私の好みは高知の果ての足摺の海だ。
遠い南から海流がつづき、それに乗って未知の希望が流れ着く。
ある夏、アカウミガメの亡骸に出会った。

身体が時間を巡るノリモノなら、すべてはいずれ尽きる。
私の姿をその一つとして、抗えないものに対峙する構えを形にできればと考える。

2011.5.16 藤原慎治




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