なびす画廊

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高松市塩江美術館 藤原慎治展「漂着点へ」2012年

(左から)
「両手を後ろで合わせる」2012年、H180xW60xD100cm
「腕を広げ頭でつながる」2012年、H350xW180xD50cm
「両腕を広げる」    2010年、H100xW180xD90cm
素材:再生紙、発泡スチロール、エマルジョン樹脂、顔料 他


「水の音を聴く」2014年、H155xW50xD80cm
発泡スチロール、再生紙、アクリルメディウム 他

藤原 慎治 展
FUJIWARA Shinji
2014.08.18(月)―08.23(土)

|作家コメント|

 折り返し点を過ぎると、自分に残された時間がどのくらいあるのかが
わかってきます。いずれ与えられたこの体を明け渡す日がやってくるで
しょう。私のからだは時間の流れの中をくぐり抜けるための小さい舟の
ようなものですし、私の「すべて」でありながら、同時に私のものでは
ない「借り物」であるという感覚があります。
 今回の展示では、例えば、まとわりつく海草の中を進むための、軽や
かな身体を手に入れたいと考えました。


                    2014.5 藤原慎治

→2011年個展



「水面に手を置く」2014年、H140xW180xD50cm、発泡スチロール、再生紙、アクリルメディウム 他


「黄々木島」2014年、H70xW360xD60cm、発泡スチロール、再生紙、アクリルメディウム 他

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