なびす画廊

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exhibition

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エロース No.9
49cm×17.3cm×6cm
ブロンズ
1998


企画
黒川弘毅展
KUROKAWA Hirotake
2002.10.28(月)―11.09(土)

 | 画廊より |

黒川弘毅さんは、80年代より一貫してブロンズによる彫刻作品を制作しております。
通常の、粘土などで作った原型をブロンズに鋳造するという方法ではなく、ブロンズの不定型な鋳塊の表面をグラインダーで削ることにより、必然的な形(量塊)を解放するといった制作方法をとります。インドトリエンナーレ、光州ビエンナーレへの参加など国際的に活躍する黒川氏の当画廊では5年ぶり(4度目)の新作展となります。
ご高覧賜りますよう、ご案内お願い申し上げます。


 | 作家コメント |

見たいと熱望するものをついには実際に見ること。幻影は、受動的に与えられるのではなく、見いだすものが持つ視力の能動性ー見ることの可能性の確実さーそのもの。
それは、見いだす者がこれから見いだされるものに対して隷属を秤る。
この隷属のはかない掟が、<美しい形>を出現させ続ける働き、すなわち質を作る。
質によって、<見いだされるもの>が見る者を見いだす者として生み続け、同時に、<見いだされたもの>が見いだす者の中で生まれ続ける。
黒川弘毅 2002年ギャラリーGAN リーフレットより抜粋



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