nabis gallery

景 N-36
2012年
キャンバスにアクリル
80x100cm(F40)

大平　奨展
OHIRA Susumu
2012.06.25(月)―07.07(土)

　｜　作家コメント　｜

月相の変化の過程で、月がまるで暗い闇から自分を見つめている
目のように見える時がある。その目は怒っているようにも見え、また、悲しげにも見える。ボールペンを辞書に挟んで閉めて出来た空間も時に目のように見える。また、昔から車を前から見ると人の顔のように思え、特にライトが目のように見える。
目そのものよりも、ものの見え方が気になっている。
日々の時間の流れも少し角度を変えて見れば異なる風景が現れてくるのだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　2012.3　大平奨

→2004年度の個展
 →2006年度の個展
→2008年度の個展
 →2009年度の個展