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根岸 達江展 NEGISHI Tatsue 2003.10.27(月)―11.01(土) | 作家コメント | 深い森の中の美しさのように、陽をふらし、光を透かし、翳り、暗い闇をつくり、積み重なり、土の匂いをさせる。暈りとした、月のように。朦朧として厚い気配が全身を包む。 実体を取り巻く気配。 気配が脳細胞の中に侵入し、繁殖する。 ここ数年、何を描くべきなのか朦朧としていた頭が少しはっきりした。 全身が引き込まれるような、気配を作品に描きたい。 絵画と言う作られたものの世界で、徹底して作り物である時に、気配も現実のものとなりえるのであろう。 →2005年 →2005年2月のおくりもの(小品展) →2006年 →2007年 →2008年 |
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